混迷の時代の未来へのヒント

10年ほど前、ニューヨークに行った時、三井物産の寺島実郎氏の話を聞く機会を得た。

当時、日本の会社はロックフェラーセンタービルや有名なホテル、会社をどんどん買収していた。
それが話題になった時、彼は「後でみんな大変なことになりますよ」と即座に断定した。
先の読める人がいたものである。 大会社の社長も彼のひと言を聞いておけば良かったのにと思った。
今でも活躍している評論家の何人かが、当時の彼と同じことを言っていたか? 彼の著書が出た。『国家の論理と企業の論理』(中公新書寺島実郎著660円) 同書巻末「おわりに」から抜粋 世界中どこへ行っても「日本は大丈夫なのか」と外国人に聞かれねばならないほど失速の混迷が続いている。
この本を通じて、世界、日本、企業、そして個人の4つの相関の中を生きる私自身の時代認識と未来構想を模索してみたかった。

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