● 箸のシンプル性
箸は古事記に登場し神事にも使われてきた、にほんの最もシンプルな道具。場所をとらず、 収納、洗浄など、いちばん簡単!!
●箸は嘴と同じ?
2本の棒だけで「点、線、面」の道具の機能あり、持ちかえないで「突き刺す、はさみ切る、持ちあげ移動する」等、片手だけで鳥の「嘴(くちばし)」と同じ仕事が出来ます。嘴を學べば、箸の新たな発見や開発を楽しめます。
●箸の文化性と多様性
又、箸はいちばん「文化性、多様性」がある道具。種類も多し。素材は「動物、植物、鉱物、プラスチック」等。
そのうち植物の木の箸だけでも「黒檀、紫檀、黄楊(つげ)、桑、白樺、 鉄刀木(たがやさん)、鉄木(てつぼく)、桜」 等々。
塗り箸の地域だけでも「若狭、輪島、津 軽、会津」等々。
用途も「盛り付け箸、取り箸、末広箸、茶事の箸、香箸(きょうじ)、神事の箸、火箸」等多く、それに「箸置き、箸箱、箸袋」の付属品等も。
●日本人のモノづくりが得意なのは
更に、箸は我々日本人が幼児の頃から天寿を全うするまで毎日かかさずお世話になっている道具。
日本人はモノづくりが得意。これは箸で指先が器用になったおかげ。
●人と人とのはし渡し
箸にも棒にもかからぬ人はさておき「人と人とのはし渡し」。箸を通して共に喜ぶことが出来たらと思います。
「喜べば、喜びごとが喜んで、喜び集めて、喜びに来る」を念じて…。
詳しくはこちらのHPをご覧ください→国際箸学会 (記 2009.01)