私は会社を半世紀経営しながら、この駒込看板を四十年間書き続け、思いを述べてきましたが、「中小企業」という呼び名だけはやめていただけないでしょうか。
私が読んだ本の中に、「中小企業を中型企業、小型企業と呼び名を変えよう」と書かれていました。(『人が育つ仕組みをつくれ!』東洋経済新報社より)
中小企業という言葉は、弱い会社とか補助金の対象という印象がありませんか?
中小企業経営者の中には、補助金をもらうことばかりにエネルギーをかけ、本業をおろそかにしている社長を何人も見てきました。
コミーは補助金よりも、お客様にいかに役立ってもらうかに注力してきたので、今まで生き残ってこれました。
そもそも「中小企業」という呼び名は戦後に使われ始めたようですが、いまだにその名前が続いているのはいかがなものでしょう。役所の都合で継続しているのではありませんか?
今は小型で優れた会社がどんどん生まれる時代です。それを十把一絡げに中小企業として救済の対象と考えるのは、今の時代にそぐわないと思います。
世の中の仕組みを決めるのは岸田総理と高級官僚の皆様と思います。
企業を大型・中型・小型企業の3つに分けていただき、コミーを「小型企業」と呼んでいただければありがたいです。