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預貸率50%以下の銀行は考え直そう

「預貸率」とは、我々から集めた「預金」が、どれだけ「貸出」に回ったかの率。 「預金」と「貸出金」が同じ水準なら預貸率は100%。

日経ビジネス('12年5月28日号)によれば、 地域経済が振るわないので、昨年末の地銀平均は73%。 ところが、被災地である「七十七銀行」と「岩手銀行」は たったの50%と51%だとか。 集まった多くの預金を融資ではなく、国債に回しているという。

中小企業が銀行に望んでいるのは、融資による支援。 融資業はやめていくのですか?

昔、愛想のよかった三和銀行の人が、「お金を銀行から借りるには 根気よく定期預金することです」と言われその通りにし、数年後、 お金を借りに行ったら、全く冷たい態度。 愛想よく融資の条件を教えてくれたらよかったのに…。

銀行や国債って何だろう。 昔、高金利のサラ金がつぶれたように、融資能力のない銀行は 存在価値があるのだろうか。 我々は預貸率50%以下の銀行の預金は考え直してみては? (記 2012.06)

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