最近出版された『万引問題解決法』という本の副題。
「人はなぜ万引をしてしまうのか。万引をなくすにはどうしたらいいのか」を、万引犯の心理や店員の苦しみ、葛藤などさまざまな角度から追及している。これが面白い。
筆者は取材した保安員(万引犯を逮捕する専門家)の言葉、「片手で抱いて、片手で殴れ」に解決の糸口を見つける。
万引犯自身が罪を自覚するしか、根本的な解決はあり得ない。”愛情を持って接すると同時に厳しく諭す”ことが何より大切なのではないか、と。
どんなにいい本でも売れるには
A.有名人の書評または有名紙誌に載る B.宣伝費をかける C.本屋に並んでいて手に取って見られるなどの条件が必要だそうだ。
そこで、丸宮が3つの実験をしています。 A.購入読者の声を集めたり、知人に読んでもらいました(すべて大好評!!)。
・最近には珍しく、考えさせる内容の良い本。(経営コンサルタント溝井伸彰氏)
・著者の切り口の多彩さは「事件を表裏から描く犯罪ミステリー」の如く濃密。
(町田市43歳会社員)
・学校・家庭・社会が取り組むべきヒントがあります。
(神奈川県立二宮高校教諭大川充氏)
B.駒込駅から見える看板で宣伝。
C.雄峰堂書店(駒込駅から徒歩1分)にあります。(記 2000.01)