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「育ちが良いか、悪いか?  それとも…」 履き物の脱ぎ方論

優れた人を育てる学校、家庭、企業等は履き物の脱ぎ方をとことん教えているようだ。 私は育ちが悪く、こんなことうるさいと思っていた。しかし、最近はきちんとした社会人になる基本であると思うようになった。だらしない人は、やりっぱなしが多く、仕事でも人に迷惑をかけている。

履き物の脱ぎ方をいくつかに分けてみた。 まず出舟型は「現在(脱ぐ時)はちょっと時間がかかるが、未来(履く時)はバッチリですよ」である。 これは無言のうちにまわりの人は好感を持つ。例えばホテルでの入浴時や食事時はこれをやれば従業員の印象が全く違うようだ。

しかし、入舟型・帰り舟型は「あとでやればいい」という考えで行儀が悪い。

ところでこの他に違った脱ぎ方はないだろうか? 昔「縦と横を考える会」の時だった。この時、停泊型を思いついた。機能的には最も合理的である。通常、脱ぐ時と履く時のどちらかで180度回転のためのステップが必要である。しかし、停泊型は足だけを90度2回曲げれば済む。 これは自家用か脱ぎ履きの頻度が多い職場なら、時間短縮になる。5歩の得かお試しされたし。(記 2007.06)


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