「しんちゃん」の絵本読み遊びライブを見学した。 「しんちゃん」は三浦伸也さん54才。 三重県在住で絵本を読むことを生業としている。
会場には60人の園児たち。初めて見るしんちゃんを前に緊張気味。
しんちゃんが話しかけると子供たちに笑顔が生まれ 絵本を開くとどんどん惹きつけられて顔が輝きだす。
一冊目を読み終えるころにはもうすっかり会場は しんちゃんワールド!
ニヤニヤ、ゲラゲラ、大爆笑の渦。
なぜしんちゃんはこんなにも子供たちを輝かせる ことができるのだろうか!?
しんちゃんは読む本を前もって決めていかない。 現場で、その雰囲気で決める。
子供たちがどんな反応をするのかも予測できない。 本気で子供と向き合い、同じものは二度とない。 まさにライブだ。
しんちゃんによると、子供は絵本で想像力がどんどん育つという。
想像力は、未来に向かって希望を思い描き、一歩を踏み出す力になるのだという。
それはしんちゃんが大震災の翌月から毎月訪れている被災地から学んだことでもある。
子供たちが絵本のお話の世界に入るために必要なのは「安心感」。 子供にそれを与えるのは、大人。 つまり想像力を育むのも、摘んでしまうのも大人だと教えてくれた。
子供の世界に触れて、感動と解放感を味わったひと時だった。(記 2016.03)
興味のある方はしんちゃんのホームページ NPO法人 ほがらか絵本畑 を(現 NPO法人こどもほがらかワールド)ご覧ください
Komentarze